イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

2016年に読んだ本の4冊

あけましておめでとうございます。
2017年、34歳になる年です。気づけばいい歳です。
20代後半ぐらいから、毎年自分の年齢がわからなくなってしまっていましたが、昨年は意識的に「( ³ω³ )」という顔文字を使うことで、自分の年齢を覚えておく作戦をしました。びっくりするぐらいすんなり成功しました。
34歳も何かいい方法無いかな。


そんなまったく関係の無い話はさておいて、読書の話。


2016年の振り返りでも書きましたが、昨年はこれまでから、意識的に読書量を減らしました。
そのおかげなのか、ひきが強かったのかわかりませんが、自分にとっていい本に巡り会えるのが多かったような気がします。

2016年に読んだ数十冊の中から、良かった4つをピックアップしてみます。良い本はもっと他にもありましたが、特に理由もなくなぜか4冊。
個人的な興味から読んでいる内容の本ですが、どれもオススメです。ぜひどうぞ。


〈脱成長〉は、世界を変えられるか――贈与・幸福・自律の新たな社会へ

〈脱成長〉は、世界を変えられるか――贈与・幸福・自律の新たな社会へ

〈脱成長〉は、世界を変えられるか――贈与・幸福・自律の新たな社会へ

ここ1,2年ほど気になっているキーワードとして、脱成長経済、贈与というのがあります。どちらもこれからの日本に必要で、これからの暮らしに必要な視点だと思っています。そんなキーワードがどちらもタイトルに入っているので、いつもはAmazonでチェックしてから買うのですが、おもわず勢いで買った本。
今後、行っていく自分のデザインの軸にしていきたいなぁと思っています。


家守綺譚

家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚 (新潮文庫)

小説です。文体や内容、表現も、これまでに読んだことの無いようなジャンルでしたが、一話目からすんなり入ってきて、面白く読めました。現実離れした内容はどちらかというと苦手なのですが、すんなりと。小説を書いてみたいと思っていて、2016年は主に小説ばかり読みましたが、1位を挙げるとすればこの家守綺譚でしょうか。


ゼロからトースターを作ってみた結果

ゼロからトースターを作ってみた結果 (新潮文庫)

ゼロからトースターを作ってみた結果 (新潮文庫)

タイトル通りな内容。ゼロからトースターを作る学生の話。文体も面白くて(翻訳前の原文もこんな調子なんでしょうか。)、内容も面白い。ゼロからってどこまでゼロから作んねん、てゆう。こういうノンフィクションレポートがもっと増えるといいな。


たのしい不便―大量消費社会を超える

たのしい不便―大量消費社会を超える

たのしい不便―大量消費社会を超える

作者が、自転車通勤にする・外食をやめる・エレベータを使わないなど、の不便を楽しむ暮らしが書かれています。どれも大量消費社会を経て、その先を見据えた行動。「脱成長」から繋がってきた内容に興味があるので、これもタイトルから気になって読みましたが、面白くて為になる内容でした。「ゼロからトースター…」もそうですけど、こういうかたちの作者のルポ?にハマってきてるのでしょうか。






なんと今年は新年初日から更新できました。良い流れです。
今年もよろしくお願いします。