イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

四条の市場調査

早速、卒制に行き詰まっている感があるので、アイデア探しをしに京都四条界隈へ。
四条と市場をかけたかっただけで、特に市場調査でもないか。



鈴木松風堂 → 京都デザインハウス → angers →LOFT → 裏具

あたりを巡ってきたわけで。




「鈴木松風堂」は紙を扱っている店。
エンボス加工とか、絞り加工の紙容器が多かった印象。京都マールブランシュの紙容器がスゴく好みで、いいなぁと思っていたら、この鈴木松風堂の紙容器らしい。
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卒制テーマが贈り物にしたので、贈るのに相応しい梱包とかどうかなー、と思って来てみたけど、そんなにアイデア発展することなく。

ちなみにテーマが贈り物っていうのは、贈与行為を、現代に相応しい形でもっと広めるべきだ、という取り組み。
のつもり。


贈り物の包装紙や箱が、ただの包装として捨てられるのでは、装飾としてしか意味がないと感じるので、何かしら受け取った後も機能がある梱包プロダクトをデザインしたいな、という考えがあったりする。

なんかないかなー。



「裏具」も紙を中心とした感じの、趣がありつつ新しい和の雑貨屋さん、的なイメージ。

今回は、鴨川近くの方の店舗に行ってみたわけですが、なんとも京都的な路地。


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からの、更に細いスキマを通って店内へ。昔ながらの京都では当たり前なのかもですが、何というか、異空間な感じ。

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便箋やらメモ帳やらが、美しくも可愛いデザインでした。普段からこういう丁寧なデザインに接していたい。


そこに、家族や友人の記念日を記録しておく用のノートがあったわけですが、そういう風に、贈り物を贈るキッカケになるようなデザインでも良いのか、と。

となると、iPhoneアプリなんかを想像してしまうわけですが、そこに着地する前に一旦、bitではなくatomとしてのプロダクトを考えてみようと思う次第。