イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

CAD表現基礎 2D

8/25-26とスクーリングでした。

今回は、CAD表現基礎 2D。

 

その名の通りにCADの授業。

 

もう毎度お馴染みな分け方のクラスにて、

今回は建築事務所をされている田所先生のクラスでした。

先生、普通にイケメン。ジャニーズ的な端正な顔立ち。

そして優しくもちょっとしたユーモアもあるという、すこぶるスゴい感じ。

 

 

空間演出デザインⅡ-3

CAD表現基礎 2D

 

内容は、東京の東雲なる場所に実在する、

東雲キャナルコートCODANという集合住宅の一室をCADを使って図面を描くというもの。

集合住宅による一つの都市ってな印象。

 

 

CADは機械CADを仕事で使ってるから大丈夫だろうと勝手な期待をしながらも、

建築CADは全くやし、そもそも機械の3D CADばっかり触ってるので、

2Dはどっちかというと苦手ってのもあったり、

建築図面は以前のドラフティングのスクーリングで2日間触れただけで、

まだまともに読み書き出来ないということもあって、

ちょっとした不安もあったりの授業。

 

 

との心配もよそに、

今回は楽勝で終了。

評価はいざ知らず、授業的に。

 

全然違うCADで、違う業種の図面とはいえ、

本質は同じなのか、特に迷うこともなく。

ありがたやありがたや。

CADで出来ることと、左手のショートカット覚えたもん勝ちですね、CAD。

 

まぁ、作業が早いのと、クオリティが高いのは別もので、

結局のところ、CADなんてillustratとかと同じく、ツールでしか無いので、

その辺、肝に銘じとかんとアカンわけで。

 

初めてCADを触る方々にとっては、かなり大変な2日間だろうなぁ、

ってな感じではあったけど、

僕はありがたいことに、早めにトレース作業は終わったりしたので、

せっかくなら自分の苦手な建築関係の知識とか考え方とか深めたりしようと、

描いてる図面のマンションのことを色々、調べてみたりしつつ。

 

 

トレース後は、自分でその部屋のインテリアを考えてみる、

ということもあったりしたので、

毎度ながら、アイデア自体は何一つパッとすることも無いけど、

自分なりの、この集合住宅に対する意見を考えてみたり。

いや、何もわかってない人間の乏しい思考。

 

 

・都市を形成する利便性の良い集合住宅で、建築は都会的で、周囲のランドスケープは緑豊か。

 

っていう印象の東雲キャナルコートCODAN。

緑が豊かなのは人間にも環境にも必要ではあるけど、

建築物と、その中身がすべて人工的であって、外側に自然を置くというのは、"正"なんだろうか、なんて。

 

力学上、鉄鋼なりコンクリートの工業材料が優れているのは事実なので、

せめて住居のインテリアだけでも自然に接することは出来ないのか、ってな発想により、

都会的な暮らしと建物の中の、ナチュラル空間をイメージ。

図面にはほとんど反映出来ずじまい。

 

ちなみに今回作った平面図断面図

 

 

ちなみに、

屋外に敷き詰められた木の板と、室内のフローリングやら家具を見たりしてて思ったけど、

屋外の木材って、経年変化がものすごく早いイメージがあって、

一方で、室内家具なんかは一生もののイメージがあったりするけど、

やっぱりそれって、木材を使ったものは室内で人の肌に触れたりする部分に適切な材料なんじゃないんかなぁ、

なんて思ったり。

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