おおう
工事現場では、
一枚の布で周囲を覆い囲うことによって、
内から外に対して、危険を防止する。
逆に、
外から内に対して、視線を遮ることにより、
周囲の景観を損なわないようにしている、とも考えられる。
ただ一枚の布により、
空間の中の境界となり、内と外が生まれる。
まとう
基本的に同じ構造であっても、
まとう色、まとうテクスチャによって、
差異が生まれる。
その差異がアイデンティティーである。
類似した要素があることにより、
統一感が生じ、個と個だけではない、空間が生まれる。
全体として優れた景観になることで、更に他との差異が生まれる。
しめす
街中の至る所に、ノイズのように看板が溢れている。
視覚情報によって、
ここに何かがあるというサインを伝えようとして、
伝えることを競い合う。
文字や絵が無くとも、
凹凸という触覚のみで、
何かがあるというサインを作り、
伝えるデザインも可能である。
つってね。
毎度ながら、視点ノート草案。