イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

2012入学式

4/15(日)、京都造形芸術大学は通信教育部の入学式。

久しぶりの学生生活に、期待と大きな不安を抱きながらの入学式。

これまでの人生で個人的には一番内容の濃かった式典でした。

大人になって自分の理解力が上がったからなのか、先生方の話や環境、進行が良かったからなのか。(間違いなく後者)

芸術の本質の一つに、何かを「人に伝える」っていうのがあると、

今のところは思っているわけですが、

常日頃から芸術に向きあっておられる先生方は、

人に伝わる話をするのが人並み以上に上手いんですかね。

人に伝えるのが得意ではない僕にとっては、見習いたい大きなポイント。

こうやって、

ダラダラと書いていると、まとまりそうにもないので、

話に出てきた中で心に残った点やら、感じたところ、

話を聞きながら考えていたことなんてのを覚えてる範囲でチラチラと。

またこれ見ながら思い出そう。

 ・芸術はあればよいものではなく、無くてはならないもの

 ・技術で自然を管理しようとしても、世の中は自然で成り立っている。自然の中に技術がある。

 ・美しいとは何か?

 ・美しさは5感で感じる。

 ・教えることは教えられること。教えられることは教えること。

 ・社会に出て経験をした人間だからこそ、学生生活を楽しむ。

 ・感覚を研ぎ澄ます。それは相手にも伝わる。

アラサーで、また学校とかがんばれるかな、なんて不安に思ってたけど、

周りを見てるとまだまだ若造(と思う)。

たまたま隣に座り合わせた方と3人で話をしたり、

昼ごはんをご一緒したりと、普段にはなかなか無い楽しい感じ。

ちょっと年上の方々だったので、twitterとかfacebookとかも簡単に聞けずで残念。

学科が違ったので週末授業の日程もたぶん違うし、下手するともう会うことも無かったりするんかな。

悲し。

これも縁として、また学内で会えるのを楽しみにしときます。

一方で、同じ学科の方々は、若い方がほとんどで、

わかってはいたけど女性の方が多かったので、これまで経験した理系・工学系の学生生活とは真逆。

週末スクーリングの授業でしか、なかなか会う機会も無いわけですが、

せっかくなんで仲良くなりたいし、

人見知りながら、がんばっていこうと思うわけです。

そんな学科は「空間演出デザイン」。

もともとの大学入学を志望したキッカケは、プロダクトデザインの勉強のためだったので、

迷いに迷って選んだ学科であり、

今のところは、ファッションにも建築にもインテリアにも興味が薄いのが本音ではあったりするわけですが、

デザインの基礎や、考え方、おもてなしの心、なんてのを存分に学びながら、

上田先生の言われていた「道草しながら学生生活を楽しむ」というのを狙って、

なにか道端に咲いているキッカケを見つけつつ、もがき、アウトプットしていこうと思うのです。

早速、

「わたしの目指す空間演出デザイン」レポートやら、

自分の学習計画書のプレゼンテーション作品、

なんてのが課題になってるわけで、

いきなり課題に追われることになっていきそうですが、

あれやこれやと追われて進めていくうちに、いつの間にか身についている、って部分と

意識的に自分で組み立てて進めて身につける、って部分の両方を意識して、

思いっきり楽しんで、悩んで、がんばっていくことにします。